世界に通用する!近代最高の徳育である「教育勅語」

こんにちは、小太郎です。

 

前回、昭和天皇の逸話を交えて、日本人の御人格の高さを象徴される出来事を紹介いたしました。そして、その様な崇高な人格力は一体どのような日本的教育によって養われたのかということで、その一つが「教育勅語」であったと紹介いたしました。

偉大なる人格の高さをお示しになられた「昭和天皇」

 

今回はその中身について紹介していきます。

 

■ 道徳教育に貢献した「教育勅語」

 

「教育勅語」は正式名称を「教育ニ関スル勅語」といい、明治天皇の勅語として発布され、その明治天皇の命によって井上毅と元田永孚(もとだながざね)が起案する事となりました。

 

こうして起案された「教育勅語」には、徳育の振興が最も大切であるとされ、敗戦まで日本の道徳教育を支える礎として大きく貢献いたしました。

 

この「教育勅語」の原文は、文語体という前代(敗戦まで)まで公用文などに用いられていた文体で表記されています。

 

文語体は和文・漢文・和漢混淆文・候文などに分類されるため、口語体(いわゆる話し言葉)しか用いなくなってしまった現代の私たちにとっては、馴染みが無く分かりにくいものとなってしまいました。

 

しかし、文語体は端的にモノの真意を表現する事に長けており、短い文章でテンポ良く表現することが出来て、歌などに適している文体です。

 

そのため、短歌や俳句をはじめ、百人一首等でも広く使われております。

 

■ 世界が共感する「教育勅語」とは

 

少し話がそれましたが、こうして起案された「教育勅語」の中身は12の徳目によって構成されています。以下がその内容です。

 

(1)孝行 :親に孝養をつくしましょう

(2)友愛 :兄弟・姉妹は仲良くしましょう

(3)夫婦ノ和:夫婦はいつも仲むつまじくしましょう

(4)朋友 ノ信:友だちはお互いに信じあって付き合いましょう

(5)謙遜 :自分の言動をつつしみましょう

(6)博愛 :広く全ての人に愛の手をさしのべましょう

(7)修学習業:勉学に励み職業を身につけましょう

(8)智能啓発:知識を養い才能を伸ばしましょう

(9)徳器成就:人格の向上につとめましょう

(10)公益世務:広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう

(11)遵法:法律や規則を守り社会の秩序に従いましょう

(12)義勇:正しい勇気をもって国のため真心を尽くしましょう

 

<引用・参考元>

サイト名:明治神宮 ー 明治神宮とは ー 教育勅語

最終閲覧日:平成30年8月9日

サイトURL:http://www.meijijingu.or.jp/about/3-4.html

 

これを見るとお分かりの通り、真っ当な事を示されているものという事がお分かり頂けるでしょう。

 

少なくとも、戦後の私たちが良く言われてきたような「軍国主義を助長するようなものだ!」といった意見が当てはまらない事がお分かり頂けるのではないでしょうか。

 

この様な批判をされる方においては、最後の12項目目の「義勇」がそれにあたるなどして、これが国家総動員で国民を戦争に駆り立てる名目であり、他はこの項目を信頼させるための序章に過ぎないなどといった見方をされる方もいる様です。

 

しかし、前回ご紹介した昭和天皇の崇高な御人格の高さや、今上陛下の慈しみあるお言葉や、立居振る舞い等を見ても、国民を利用しようなどという意図があったとは考えにくいものです。

 

この様な徳目がある「教育勅語」ですが、口語体での翻訳もあるようですので、是非見て頂ければと思います。

 

 私は、私達の祖先が、遠大な理想のもとに、道義国家の実現をめざして、日本の国をおはじめになったものと信じます。そして、国民は忠孝両全の道を全うして、全国民が心を合わせて努力した結果、今日に至るまで、見事な成果をあげて参りましたことは、もとより日本のすぐれた国柄の賜物といわねばなりませんが、私は教育の根本もまた、道義立国の達成にあると信じます。

 

 国民の皆さんは、子は親に孝養を尽くし、兄弟・姉妹は互いに力を合わせて助け合い、夫婦は仲睦まじく解け合い、友人は胸襟を開いて信じ合い、そして自分の言動を慎み、全ての人々に愛の手を差し伸べ、学問を怠らず、職業に専念し、知識を養い、人格を磨き、さらに進んで、社会公共のために貢献し、また、法律や、秩序を守ることは勿論のこと、非常事態の発生の場合は、真心を捧げて、国の平和と安全に奉仕しなければなりません。そして、これらのことは、善良な国民としての当然の努めであるばかりでなく、また、私達の祖先が、今日まで身をもって示し残された伝統的美風を、さらにいっそう明らかにすることでもあります。

 

 このような国民の歩むべき道は、祖先の教訓として、私達子孫の守らなければならないところであると共に、この教えは、昔も今も変わらぬ正しい道であり、また日本ばかりでなく、外国で行っても、間違いのない道でありますから、私もまた国民の皆さんと共に、祖父の教えを胸に抱いて、立派な日本人となるように、心から念願するものであります。

 

~国民道徳協会訳文による~

 

<引用・参考元>

サイト名:明治神宮 ー 明治神宮とは ー 教育勅語

最終閲覧日:平成30年8月9日

サイトURL:http://www.meijijingu.or.jp/about/3-4.html

 

これを見て、あなたは何を思われたでしょうか。私達の祖先がどの様な教育を受け、何を大事にしてきたかが分かると思います。

 

この「教育勅語」が生まれた背景には、明治維新の急速な西洋文明導入の中で、日本文化・伝統、そして教育が大変な変化に見舞われていた時代がありました。

 

その混乱を見かねた明治天皇の意向を得て、井上毅や元田永孚が起草したものです。

 

特に井上毅は、「教育勅語」を起草する上で、近代国家における信教の自由を守るために特定の宗教色を排した上で、国民の思想の自由を守ろうと考えたのです。

 

ですから、そういった思いが、この12の徳育の項目が含まれた「教育勅語」には込められているのです。

 

現にアメリカのレーガン政権による道徳教育改革では、この「教育勅語」を参考にした「The Book of Virtue(道徳読本)」が利用され大ベストセラーになったとされています。

 

このように世界に通用する「教育勅語」の様な徳育を、もう一度取り戻すべきではないでしょうか。

 

少なくとも、私達の国「日本」には先人の知恵が詰まった沢山の叡智があるのです。教育にしても経済にしても海外ばかりを見るのではなく、今こそ戦前まで日本に脈々と受け継がれてきたものを再評価し、今の私達の生活に取り入れていく事が必要なのではないでしょうか。

 

それが、日本再興の始まりにつながると私は信じております。

 

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